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支援学生インタビュー、ストーリー

支援学生インタビュー

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皆様のご支援で決断できた海外留学で 目的意識が持てるようになりました。

1年次にオランダへ約2週間の短期留学を行い、現在はブリティッシュコロンビア大学に1年の交換留学中です。中学の頃から英語や国際交流に興味があり、いつか交換留学をしたいと思っていた矢先、本プログラムを発見。短期間で海外経験を積める点がとても魅力で、英語で専門授業を受けられることも私の希望通りでした。オランダの生活では言葉や習慣の違いに戸惑いましたが、海外留学室の活用や国際交流系サークルのイベント参加などで現地の生活に適応。大学敷地内のテントで寝泊りしたり、ヨーロッパやアジアの学生と母国の文化や恋愛観について語ったりと、全ての出来事が刺激的だったことを覚えています。

G30で履修した授業のなかには、司会をはじめ様々な役割を担うプレゼンテーションもあり、目的意識を持つ大切さに気づきました。何を学ぶために何をすべきか・・・ということを考えるクセができたように思えます。このようなオランダでの経験や名古屋大学で蓄えた知識を糧に、そして皆様のご支援も大きな支えとなって、現在留学中のカナダでは教職も視野に入れて尽力しています。

私は名古屋大学基金によって将来の可能性がグンと広がり、自信が持てるようになりました。留学へのモチベーション維持につながっただけでなく、普段の学習意欲も高まりました。同じように夢をサポートされる学生たちがもっと増えていくよう、心から祈っています。

川上 祐奈(かわかみ ゆうな)さん 文学部3年生(取材時)


ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)に交換留学、学部一年次にトウェンテ大学(オランダ)のプログラムCurious Uに参加

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「自分は応援されている」という実感が留学中の大きな支えとなり、良い形で責任感をもって留学できました。

大学生活では、1年次のアメリカ語学研修をきっかけに、2年次のモナシュ大学へのグローバルプロフェッショナルプログラム、3年次のシンガポールマネジメント大学への交換留学と多くの留学を経験しました。「日本企業のダイバーシティ」「アジアの経済発展」などに興味があったため、留学先で経験したさまざまな国の学生や市民との交流は、研究テーマに対する学生としての関心をより一層深める機会となりました。

留学中のカリキュラムは想像を超えるハードワークで、特にマネジメント大学では相当シビアな日々を過ごしました。英語の壁と、講義内容のレベルの高さ、多くの国から集まった仲間とのチームワークや競争。これまで味わったことのない焦燥感や劣等感などを抱きながら、ヒリヒリする毎日でした。これがリアルな「世界」、グローバルなのだと思い知らされました。

異国の地で、モチベーションを保てたのは、名古屋大学から支援を受けていたからこそ。つまり、奨学金や名大スタッフの皆様からのソフト面でのサポートが、「自分は応援されている」という実感を伴った大きな支えとなり、良い形で責任感が芽生えたからだと思います。

将来は自分が企画した海外プロジェクトを立ち上げたいと考えています。そして、お世話になった名古屋大学の後輩のために奨学金や留学アドバイスなどを通じてぜひ恩返しをしたいです。

渡邊 稜介(わたなべ りょうすけ)さん 経済学部4年生(取材時)

シンガポールマネジメント大学 2018秋-2019春交換留学 海外留学奨励制度(交換留学)採択
過去にも学部1年次にノースカロライナ研修参加、海外留学奨励制度(短期派遣)に採択、学部2年次に総長奨励に選ばれ、モナシュ大学研修へ参加している。